冬の寒さ対策に、高断熱ガラス「スペーシア」に交換

換気口を加工して、スペーシアに交換しました

施工前の写真

埼玉県狭山市のHさまよりご依頼いただきました。
真空ガラス「スペーシア」への入れ替え工事です。

換気窓がついているサッシだった為、断熱対策で換気窓を加工してからの作業となりました。

それでは、手順を施工写真つきで詳しく説明していきます。

今回の窓は、換気窓が付いているため、上框に加工が必要となりました。

換気窓を外さなくても、スペーシアへの交換は可能ですが、断熱対策との事で、取り外しての作業となりました。

まず、枠をバラしてガラスをはずし、換気窓の框もはずします。
※赤〇の部分が加工が必要な部分となります。

写真は、障子をバラした上框の断面になります。

赤〇の部分を取らないと、ガラスが入らない為加工します。

卓上のノコギリで上框を加工します。

ミリ単位で正確にノコギリの刃をあわせてます。

しっかりセットできたら、慎重に押し当てて切断していきます。

この機械は、非常に怪我をしやすいので、気を遣いながら作業します。

実際に加工が終わったら、後は通常どおりスペーシアを組み立てていきます。

ちなみに、写真の障子が立て掛けてある「馬」、マンションなど運ぶ距離が長い時に非常に役立ちます。
使用しない時は折り畳み可能で、エレベーターに合わせて作ってあるので、物を乗せたまま上の階まで運ぶ事ができます。

組立、建て込み、調整が終わったら完成となります。
築年数の経っている建物は枠が歪んでいる事が多いのでしっかり調整します。

これで冬の寒さが緩和されるかと思います。