防音対策に、大信工業㈱製内窓プラスト取り付け

防音対策に、内窓プラストを採用していただきました。


取り付け前

東京都狛江市のMさまよりご依頼いただきました。

今回は、防音対策ということで一番気密性の高い大信工業㈱製の内窓プラストを取り付けいただきました。

取り付けが難しい開き窓の施工風景をご紹介致します。

それでは、手順を施工写真つきで詳しく説明していきます。


施工地域 東京都 狛江市 M邸
施工時間 4時間@5窓
内容 防音対策で、内窓プラストの設置工事


施工手順

1. 増枠(ふかし枠)の取り付け

まず初めに、ルーバー窓のハンドルが干渉する為、専用の増枠(ふかし枠)を取り付けます。
増枠(ふかし枠)をつけることによって額縁(木枠)の幅を広げる事ができます。

防音で内窓を設置する場合は、アルミサッシと内窓との間の空気層が広い方が効果が出やすいので、増枠(ふかし枠)をつける事により空気層が広くなり防音効果もアップします。


2. 開き窓の戸当たり取り付け

増枠(ふかし枠)が付いたら、次に開き窓がぶつかる「戸当たり」をつけていきます。
戸当たりをまっすぐにつけないと、隙間ができたりするので、細かく測りながら設置していきます。


3. 隙間(ちり)の確認

戸当たりがついたら、開き窓の設置ですが、ビスで丁番を打つ前に仮当てし、あらかじめ隙間のバランスを見ます。
その上で、丁番を取り付ける位置に印をします。

※丁番、扉を吊っている金具


4. 丁番取り付け

丁番を付ける位置が決まったら、実際にビスで丁番をとめます。

この時も、丁番が少しでも曲がって付いてしまうと合わせたちり(隙間)が変わってしまったり、丁番に隙間がでたりするため注意して作業します。


5. 取手の取り付け

次に、取手を取り付けます。カムラッチハンドルは、押し込んで締めるタイプの取手なので、防音対策にはもってこいです。
取り付ける際は、硬すぎず、緩すぎず注意して取り付ける位置を決めます。


6. ガラスのはめ込み

取手を取り付け、扉と戸当たりとの兼ね合いを確認したら、ガラスをはめ込みます。


7. 押縁のはめ込み

ガラスはめたら、押縁でガラスを固定します。
ガラスが落ちないようパチっとなるまでしっかり入れ込みます。


8. 完成

以上で完成。
気密性の高い内窓なので、扉を閉める時空気が窓から逃げるのがよくわかります。
防音対策で内窓を使用するには、この気密性の高さが重要です。

今回もきれいに取り付ける事ができました。


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